1972年に誕生し、50年以上の歴史を持つトリップ トラップは、発売時からその構造をほとんど変えていません。

家族の思い出を刻みながら、親から子へ、そして孫へ、タイムレスに受け継がれてきました。

子育てや家族の形が変化しても、「親子とともに成長する」というトリップ トラップの価値観は、普遍的に受け入れられています。

今、このような背景を持つ子どものイスは、どれほどあるでしょうか。

デザイン性、耐久性、機能性へのあくなき追及が織りなす、特別な歴史なのです。

数枚の板で組み立てられた、一脚のイス。

それは、小さな子どもにも、どんな体格の大人にも、ぴったりとマッチするシンプルで特徴的なフォルムのトリップ トラップ。

その優れた構造はデザインの分野で取り上げられ、ニューヨーク現代美術館「MoMA」では、芸術品のひとつとして、永久所蔵されています。

時に、「完璧である」という評価をいただくそのイスは、デザイン史に名を遺す、唯一無二の逸品なのです。

トリップトラップはヨーロッパの工場で厳選された木から複数の作業工程を経て成型されていきます。​

​形を整えやすりを掛け、職人たちの確かな手で完成したパーツは、​自然の木材特有の個性豊かな木目にも大切にされ、

同じような木目が揃うよう、手作業で選別し梱包されていきます。

そして、厳しい検査基準を潜り抜けた製品だけが、世界中へと出荷されていくのです。

お届けするボックスには、一脚にかけた職人たちの手間と想いが込められています。​

イスに座った状態で遠くにあるものを手にしたい時、​何が必要不可欠か、想像できますか？

​ー 足を置くための床です。

地に足がついていないと、人は踏ん張る事ができず、何気ない動作にも支障をきたします。

それは、子どもも同じ。

床を上に持ってくるという発想で、成長に合わせて二枚の板を調整することが、

子どもの自由な動きを確保する為に欠かせないことをトリップ トラップは、50年以上も前から提唱していたのです。